使い方

どうやって使うの?

douyaxtutetukauno?

しま書体はリガチャという機能を使って仮名の入力を行います。ひらがなとカタカナについては、⼀般的な⽇本語⼊⼒(⽇本語を書く)ではなく、英数⼊⼒(英語を書く)でキーボードを使います。
例えば、「し」を入力する場合、英数入力で「s」と「i」を打つと、即座に「し」となります。一般的な日本語入力に必要な、Enterキーでの入力文字の確定はありません。なお、基本的にはローマ字と同じ組み合わせで表記します。また、ひらがなは小文字、カタカナは大文字のアルファベットで入力することができます。
ただし、「っ」・「ゃ」・「ゅ」・「ょ」を入力する際には、注意が必要です。これらの小文字もしま書体では独立した一文字とみなして入力を行います。[図1]
しま書体には、明朝・ゴシックそれぞれに縦書き用・横書き用があります。入力したい方向と違うものを使うと、文字の向きが正しく表示されませんのでご注意ください。[図2]

漢字やアルファベットと一緒に使いたいときは?

kannjiyaARUHUXABEXTUTOtoissyonitukaitaitokiha?

漢字入力は、漢字にしたい箇所だけ日本語入力に切り替えます。また、英数入力をしたいときはその箇所を游明朝などの他の書体に切り替えるか、Adobe製品のIllustrator、InDesignであればリガチャを外すことでも入力可能です。[図3]

どんな文字があるの?

donnnamojigaaruno?

しま書体には琉球語用に独自の補助記号のついた文字や小文字があります。 入力に対応するアルファベットは[図4]の通りです。また、補助記号は複合で使用されることもあります。[図5] 入力可能な文字の一覧は裏面に記載されていますのでそちらも参照ください。

Wordで使う際の注意点

MicrosoftのWordで使用する場合は別途設定が必要ですが、複雑なため、設定済みのWordファイルを下記からダウンロードすることも可能です。

専用Wordファイルをダウンロードする

Wordを使用するときの注意点

  • Word2013以前のものを使用すると、縦書きの文字がずれる場合があるのでWord2016以降の使用を推奨します。
  • Word2016の振りがな機能を使用する場合にもアルファベットでの入力になります。
  • 文字のリガチャによる自動変換に必要なアルファベットの途中で改行がされてしまうと、自動変換がされないことがあるので注意が必要です。その場合は自動変換されるアルファベットの一文字目で改行をする必要があります。[図6]

お知らせ

画面上では問題がないが印刷・PDF化において予期せぬエラーが発生するという事例が報告されたため、WindowsOSでWordという環境では縦書きを推奨しません。横書きのみを強く推奨します。(2018年9月)